防災の雑学
   利用上の注意

■ 161121: 関東大震災以降の被害の大きな地震(死者1000人以上)
1923年 M7.9 東大震災 死者・行方不明者 約10万人
1927年 M7.3 北丹後地震 死者2925人
1943年 M7.2 鳥取地震 死者1083人
1944年 M7.9 東南海地震 死者・行方不明者 1223人
1945年 M6.8 三河地震 死者2306人
1946年 M8.0 南海地震 死者1330人
1948年 M7.1 福井地震 死者3769人
1995年 M7.3 阪神淡路大震災 死者6434人
2011年 M9.0 東日本大震災 死者・行方不明者約20000人

■ 161121: 東京に影響を及ぼした噴火
1707年 富士山宝永大噴火 江戸に大量の降灰
1902年 伊豆鳥島噴火 死者125人
1940年 三宅島噴火 死者11人
1983年 三宅島噴火 溶岩流など
1986年 伊豆大島噴火 全島避難
2000年 三宅島噴火 全島避難

■ 161121: 東京に被害を及ぼした台風や大雨
2007年9月4日〜5日 大雨 床上浸水2349、床下浸水2129
2007年9月5日〜7日 台風第9号 負傷者2、家屋全壊2、一部損壊189
2009年8月9日 大雨 負傷者5、床上浸水7、床下浸水5
2010年7月5日 大雨 行方不明1、床上浸水336、床下浸水372、崖崩れ1
2010年12月2日〜3日 大雨・強風 死者1、負傷者5、一部損壊1
2011年9月21日 台風第15号 負傷者6、一部損壊1、床下浸水3
2013年9月15日〜16日 台風第18号 負傷者3、一部損壊4、床下浸水1
2013年10月16日 台風第26号 死者36、行方不明4、家屋全壊46、家屋半壊40

■ 150515: 過去400年間で死者が1000人以上出た地震は30回
# 1600年代(5回)
・ 1605年の慶長地震
・ 1611年の会津地震
・ 1611年の慶長三陸地震
・ 1662年の近江・山城地震
・ 1666年の越後高田地震
# 1700年代(7回)
・ 1703年の元禄地震
・ 1707年の宝永地震
・ 1741年の北海道西南沖地震
・ 1751年の越後・越中地震
・ 1766年の津軽地震
・ 1771年の八重山地震
・ 1792年の島原大変肥後迷惑
# 1800年代(8回)
・ 1828年の越後三条地震
・ 1847年の善光寺地震
・ 1854年の伊賀上野地震
・ 1854年の安政東海地震
・ 1854年の安政南海地震
・ 1855年の安政江戸地震
・ 1891年の濃尾地震
・ 1896年の明治三陸地震
# 1900年代(9回)
・ 1923年の関東大震災
・ 1927年の北丹後地震
・ 1933年の昭和三陸地震
・ 1943年の鳥取地震
・ 1944年の東南海地震
・ 1945年の三河地震
・ 1946年の南海地震
・ 1948年の福井地震
・ 1995年の阪神・淡路大地震
# 2000年代(1回)
・ 2011年の東日本大震災

■ 150515: ワンポイント
・ Mが1違うとエネルギーは32倍。2違うと約1000倍。
・ 火山の噴火の前には周辺地域が隆起する。噴火にともなって沈下(元に戻る)する。
・ 日本で一番動いて居るのは硫黄島で年間25cm隆起している。
・ 富士山も長年にわたってゆっくり隆起している。
・ 富士山の宝永噴火(1707年)による噴出物の量は0.7立方キロ。

■ 150515: 地震発生の確率
よく、「30年以内に地震の発生する確率が○%」というのがあるが、この確率は地震学によって導き出される訳ではないのか?なんでも、「グーテンベルグ・リヒターの法則」で出されるみたいだねぇ。つまり「小さな地震がおきる確率と、大きな地震がおきる確率との比は常に一定」なんだってさ。つまり統計確率論だね。しかし、阪神・淡路大地震とか、福岡県西方沖地震なんかはこの法則には当てはまらなかったみたいね。

■ 150513: 静岡県の柿沢川の流れが大きく蛇行している原因は丹那断層のずれによって生じた。そのずれの累積は1Kmにも及ぶという。丹那断層では過去約8000年間で9回の大きな地震がおきた。

■ 150513: 関東大震災による被害
・ 深川、神田、本所、浅草などの下町では木造家屋の被害が多かった。
・ 四谷、牛込、小石川、麹町などの山手では土蔵の被害が多かった。

■ 150317: 仙台市で開かれた国連防災世界会議での発表によると、「日本で潜在的に起きうる噴火による経済損失の年平均値の「平均年間損失」は、約112億ドル(約1兆3600億円)と推計され、世界で最も高い」とのこと。ちなみにインドネシアは約59億ドル、フィリピンが約5億ドル。

■ 150310: 世界の災害被害金額
国連の国際防災戦略(ISDR)の発表によると、205年〜2014年の10年間の災害状況は以下のようだ。
# 件数
1位: 中国(286件)
2位: 米国(212件)
3位: フィリピン(181件)
4位: インド(167件)
5位: インドネシア(141位)
・・・・・
9位: 日本(62件)※東日本大震災は1件でカウントか?
# 被害金額
1位: 米国(4430億ドル)
2位: 中国(2650億ドル)
3位: 日本(2390億ドル)
※ このうち東日本大震災の影響はどのくらいなんだろう。
※ なお10年間で、世界で約70万人が死亡、17億人が影響をうけて、被害総額は1兆4000億ドルにもなるそうだ。
※ 中国とアメリカは国土も広いし人口も多いからなぁ。

■ 150212: 三浦半島の先端近くの海岸から約400mのところに諸磯隆起海岸(天然記念物)がある。818年、1703年(元禄大地震)、関東大震災の三回の地震で隆起した痕跡らしい。江ノ島や房総半島の先端に「島」という陸地地名があり、これは昔は島だったが地震で隆起して陸地とつながったらしいですね。このへんは地震で隆起するんだね。静岡の由比あたりも有名だけど。つまり、プレートの摩擦で引きずり込まれていた太平洋側の地形が地震で歪みが解消して跳ね上げられるんでしょうね。

■ 150106: 地名は警告する 日本の災害と地名 谷川健一 より
# 三陸沿岸では、津波にかかわらず、海から陸にあがった石を「龍神」として祀ることが多い。
# 十勝沖地震 昭和27年3月4日
・ 十勝: とかち = ツカり・ペツ(アザラシのいる川)
・ 震度5強に相当する揺れが4分以上続いた。
・ 釧路市では津波の高さは1.4mだったが、周辺では4〜6m。
・ 釧路市内の地震の揺れによる倒壊家屋は少なく、火事による焼失戸数もわずか数軒だった。
# 高層ビルなどに住んでいると、土地の高低差の感覚が麻痺してしまう。今は無いが、渋谷駅の地下鉄日比谷線がビルの三階から発着していた姿などはその典型だ。

■ 150106: 災害伝承 命を守る地域の知恵 高橋和雄著 古今書院 より
 戦前の物理学者で随筆家の寺田寅彦は「災害は忘れた頃にやってくる」という言葉を残しているが、著書の「災難雑考」の中で「自然現象と自然による災害とは区別して考えなくてはならない。現象の方は人間の力でどうにもならなくても、自然災害の方は注意次第でどんなにでも軽減される可能性がある」と書いている。
※ 日本に生きている限りでは自然災害から逃れることは難しいが減災という考え方は重要だよねぇ。
 また、寺田寅彦の「天災と国防」では「文明が進めば進むほど、天然の猛威による災害がその激烈の度を増す」と書いている。我が国では過去100年間に1000人を超える犠牲者を出した地震が9回発生している。1775年11月1日、ポルトガルのリスボンの大震災でポルトガルの大航海時代は終焉を迎えた。その後、政治的混迷を招き、貿易国家から内需型国家への転換にも失敗し国力は衰えた。1923年9月1日の関東大震災の被害により、国家財政の立て直しに失敗し、第二次世界大戦への転換点となった。

# 大規模地震は規則正しくやってくる?(被害多発期)
・ 1650年頃からの約37年。
・ 1750年頃の約30年。
・ 1850年頃の約30年。
・ 1930年頃の約30年。
被害多発期間: 30年±5年。
被害多発期間の間隔: 平均95年±5年。
※ この計算でいくと、次は2020年の前後の約30年となるが、東日本大震災はほんの序章か??

# 日向灘地震
・ 過去の平均活動期間: 14年±5年
・ 過去の平均平温期間: 14年±1年
※ 2010年前後から活動期に入ったらしい。

# 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震津波)
# 2011年3月11日 14:46頃 三陸沖から関東東方沖を震源とする最大M9.0の巨大地震。
# 宮城県栗原市で震度7。宮城、福島、茨城、栃木で最大震度6強。北海道から九州地方にかけての広範囲で震度6弱。
# 津波: 東北地方で最大40m(遡上高)、北海道5m、関東地方10m、四国地方3m、九州地方1m。
# 被害(2013年11月8日・警察庁発表): 死者15,883、行方不明2,651、負傷者6,150、建物全壊126,602、建物半壊272,426、全半焼297戸、床上浸水3,352戸、床下浸水10,218戸、道路損壊4,198カ所、橋梁被害116カ所、山崖崩れ207カ所、堤防決壊45カ所、鉄道被害29カ所。

■ 141018: 江戸幕府は江戸の町に荒川の水が流れ込まないように「隅田堤」と「日本堤」の二つの「堤防」を作った。この日本堤の先にあるのが吉原の遊郭で、吉原に行く人が日本堤を歩くことによって地面を踏み固める効果をねらった。
※ こういう(効果)の好きだなぁ。

■ 141016: 事前の判断に対する評価 
台風19号の接近に際して、JR西日本は前日から運休を発表したが、これに対して周辺の私鉄が運転していたこともあって賛否の意見があるようだ。これに対して日大の危機管理論の福田充教授は、「災害対策では、空振り三振はいいが、見逃し三振をしてはいけないというのが鉄則。今回の運休は画期的な試みだった」と評価したそうだ。
 私も同意見である。何も無かった結論をみてからではなんでもいえる。そもそも、運転系統の複雑さは私鉄とそれを格段に上回る。そういった総合的な判断と、あとは安全率をどれだけ高く設定するかの問題もある。ただ、どういう判断をしてもそれによっていろんな意味で影響を受ける人は少なからず出てくる。

■ 140831: スイスの再保険会社のスイス・リーが都市別の再保険の引き受けリスクのランキングを発表。
 世界616都市中、東京と横浜が1位、4位に大阪・神戸、6位に名古屋が入った。
ちなみに2位はフィリピンのマニラ、3位は中国の香港・広州、5位はインドネシアのジャカルタ、7位はインドのコルカタ、8位は中国の上海、9位がアメリカのロサンゼルス、10位がイランのテヘラン。
 これは自然災害を念頭においたもので項目毎の評価は以下の通り。
・ 地震: 1位東京・横浜、5位大阪・神戸、7位名古屋
・ 暴風雨: 2位東京・横浜、4位大阪、7位名古屋
・ 洪水: 6位東京・横浜
・ 高潮: 2位大阪・神戸、4位東京・横浜
・ 津波: 1位東京・横浜、2位名古屋、3位大阪・神戸
※ 評価の基準は経済的ダメージなので、人口の大きい都市ほど上位になりやすい。簡単に言えば、保険会社としての保険金の支払いリスクですね。でも、逆に言えば、人口の多い都市ほど保険料も多く入るわけですからね。

■ 131021: 伊豆大島に大きな被害をもたらした台風26号の土石流。これは三原山が14世紀に噴火した際の溶岩流に一致する流れらしい。どうも、溶岩流の上に積もった火山灰が表層雪崩のように流れたとのこと。
「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」を忘れてはならない。

■ 131008: (独)産業技術総合研究所の研究で、「仙台湾岸から福島県浜通り付近の地層調査で、貞観十一年(869年)の貞観地震による大津波の痕跡」が確認されており、その再発の可能性は平成21年の原発耐震再評価を検討する総合資源エネルギー調査会にも報告されていたが、実際にはそのリスクを過小評価し、結果として対応不足を招いてしまった。

■ 131008: 原発のデータ
・ 福島第一原発 運転開始(昭和46年) GE製 想定負荷重力600ガル 想定津波高5.7m 設計高度13m 建設位置標高10m
・ 女川原発 運転開始(昭和59年) 東芝 想定負荷重力580ガル 想定津波高9.1m 設計高度14.8m 建設位置標高14m

■ 131004: 日本最古の地震の記録
日本書紀の天武天皇13年(684年)10月14日に南海地震の記述。
ちなみに、地震は「なるふる」と読ませている。当時は津波は「津波」という表現ではなく「大潮」と書かれている。

■ 130509: 地名を読む
 寅さんで有名な東京葛飾柴又。この「柴又」はかつては「嶋俣(しままた)」と呼ばれていたものが、江戸時代以降に「柴又」と表記されるようになった。
 
 この「嶋俣」の「嶋」は「デルタ状の土地」を意味し、「俣」は河川の合流(分岐)点を意味する。「俣」で有名なのは、豊臣秀吉の一夜城で有名な「墨俣(すのまた)」があり、ここも木曽川本流と長良川が合流しています。
 
 このような「俣」がつく地名に共通するのは「洪水」が多いことですね。
話は変わりますが、「嶋俣」と聞いて山形市内にも似たような「地名」があるなと思われる方もいるでしょう。そうです「嶋」と「江俣」ですね。
しかし、「江俣」って川は流れていないぞと思われる方も多いでしょうが、じつはこのあたりは昔、「馬見ヶ崎川」が流れていたんですね。しかし、馬見ヶ崎川は暴れ川で洪水も多かったので、江戸時代の初期に山形城主の鳥居忠政が盃山を崩して城下町から流れを東方に変えたんですね。だから、盃山は削られたような形態をしているんですね。
  
 余談ですが東京の神田川もお茶の水付近が谷になっていますが、これも流れを変えた遺構なんですね。その時削られたのが神田山で、その土を埋め立ててできたのが日比谷公園のあたりと言われています。また神田山を切り崩した神田台には旗本が居を構えたが、家康の死後、駿府の直参の旗本が江戸に移住し神田台の南側に居を構えたのでそこを駿河台と呼ぶようになったそうです。たしか、大久保彦左衛門の屋敷が神田駿河台だったな。
 
 例によって話は飛んじゃいましたが、山形に話を戻すと、馬見ヶ崎川は昔は旅篭町の旧県庁のあたりを通って西方に流れていたようです。そして扇状地の末端である江俣付近でデルタ状に分岐していたのでしょう。
 ここからは私見も含まれていますが、たぶんその流れは江俣街道(国道112号線の旧道)に沿っており、街道は川沿いの小高い堤防状のところを通じていたんでしょう。江俣街道は、旧県庁のあたりから「旧名:小橋」を通り「神明神社」前から奥羽線を渡り、肴町から龍門寺前を通って、下条五叉路から陣場口と通じていますから、概ね馬見ヶ崎川の流れもこういったもんだったのでしょう。そして、扇状地が終わるあたりにあるのが「江俣」であり「嶋」でしょう。
 
 問題はここからで、得てしてこういった地形のところは、沿岸部の埋め立て地と同様に地盤が弱く、地震の際には液状化を起こしやすいということですね。土地を買うときは地名(旧地名)を見て買えといいますが、その通りなんですね。もっとも、土地を買うときにそこまで気を配っていたら買えないんですけどねぇ。
 
 ともかく「俣」「嶋」「州(須)」のつくところは災害には注意ということですね。もっとも、最近は人工的に防災対策がなされて、心配のないところもあるんでしょうが。埼玉県の加須もかな?

■ 130509: 石狩川は昔は太平洋側に注いでいた
「日本の分水嶺 堀公俊 山と渓谷社」を読んでいたら以下のようなことが書いてあった。
・ 「新版 日本の平野と海岸(岩波書店)」によると、昔は石狩低地のあたりは、石狩平野から太平洋(苫小牧)に向かって低くなる大きな谷状の地形をしており、当時は石狩川も太平洋に注いでいた。しかし、約3万年前に支笏の火山の大噴火により、その谷は埋まってしまい、せき止められた石狩川は日本海へと流れを変えた。
※ 石狩低地: 北米プレートの先端にできた「オホーツク古陸」とユーラシアプレートの先端にできた「西方古陸」の間に挟まれた海に、陸から運ばれた土砂が堆積した低地を「石狩低地」という。
 3万年を長いと感じるか短いと感じるかは別として、このように大きく地形を変えるような変動がこの地球上におきているということである。
 万年単位では実感がないが、磐梯山が噴火して裏磐梯という地形ができたのはわずが100年ほど前だし、台風がくると東名高速の下り線が通行止めになるので有名な静岡県の興津付近でさえ、江戸時代の末期までは波に洗われる海の中であったようだ。
 このように、私たち人類は地球の活動における変化のほんの一瞬を利用してこの地球上(地域)に存在しているに過ぎないのである。
 
【参考】親知らず、子不知
静岡県の興津付近は、海底が隆起した地形で断崖となっていて、昔は波打ち際の危険な道しかなかったそうだ。そのため通行人は、波が寄せてくる合間を縫って通るしかなかった。
 江戸時代に薩た(←土へんに垂)峠を越える山道が開通。その後、峠の急坂をさけて山よりに迂回するなだらかな山道が開通したそうだ。
 そして海沿いの崖道を「下道」、峠越えの急峻な山道を「中道」、山を迂回した道を「上道」と呼んだ。その後江戸末期の安政の大地震で、下道は隆起して波に洗われることもなくなった。現在はそこを国道1号線や東名高速、東海道線、東海道新幹線などが通っているが、台風などが来ると高波で東名高速の下り線が通行止めになる。そこで作られたのが新東名高速である。もっとも新東名の目的はこういった理由だけでは無く、東名の混雑緩和の意味もあるのだが。
※ このように、地形というものは絶対的で永続的なものでは無く、100年もたてばがらっと変わっていく程度のものである。福島県の裏磐梯なども磐梯山の噴火で、そう昔ではない近世にできたものだ。なお、表題の「親知らず、子不知」は昔興津周辺の「下道」の呼称であり、新潟県と富山県の県境部だけを呼ぶものではないようだ。

■ 130115: 耐震基準
よく、昭和56年以前の耐震基準下で建築された建物は弱いと言われるが、建築基準法に基づく現行の耐震基準は、昭和56年6月1日に導入されています。【国土交通省

■ 121205: 平成24年版救急・救助の現況
・ 消防庁資料より
・ 平成23年中の救急出動件数は570万7655件(前年比+4.5%)、搬送人員は518万2729件(前年比+4.1%)
※ 急病(62.3%)、一般負傷(14.3%)、交通事故10.7%)
※ 人口1万人比で出動件数が多いのは、大阪府582.7、東京都554.4、高知県500.0
※ 現場到着までの所要時間は、全国平均で8.2分(前年比+0.1)。富山県6.8分、京都府・愛知県7.0分、長いのは東京10.2分か。
※ 病院などへの収容時間は全国平均で38.1分(前年比+0.7分)。福岡県29.2分、富山県・福井県29.3分
・ 平成23年中の救助出動件数は8万7896件(前年度比+4.3%)、救助人員は6万3618人(前年比+8.4%)
・ 平成23年中の消防防災ヘリの災害出動件数は7775件(前年比+568)
・ 平成24年4月現在の救急隊は4965隊(前年比+38)内95.9%で救急救命士が運用。救急隊員数は5万9847人、うち救急救命士は2万2930人。
【山形県】
・ 救急隊63、救急救命士の運用率96.8%。救急隊員716人
※ 人口が似たような秋田に比べても3割ぐらい少ないぞ。
・ 現場到着までの平均時間8.6分(前年比+0.5分)。3分未満581、3〜5分4156、5〜10分24275、10〜20分12167、20分異常1109。
【疑問】
・ 普通行政統計は「年度」だが、これは「年」だね。なんか理由有るのかな?

■ 121205: 気象庁の統計では、この100年で年間雨量に大きな変化はないが、降雨日数が減少して、一度に降る雨が増加している。

■ 111220: 広島大と岡山大の研究によると、活断層から200m以内にある学校は全国で1,005校。50m以内は571校。真上にあるのは225校。
※ アメリカのカルフォルニア等地震の多い地域では「活断層の上に学校施設を建設してはならない」との規制があるが日本にはそういったものは無いそうだ。

■ 111126: 11月25日の山形新聞によると、東京大学地震研究所の研究チームの調査によると東日本大震災後周辺地域での地震の発生確率が10倍以上に上昇した所が全国で11カ所存在することが判明。
・ 長野県の境峠・神谷断層帯主部(約66倍)、岐阜県の猪之鼻断層帯(約11倍)、神奈川・静岡県の北伊豆断層帯(約70倍)など6カ所は特に顕著。
・ 県内では、長井盆地西縁断層帯(約33倍)。
・ ただし、活動の活発化と大地震の発生はまた別問題。

■ 111125: 政府の地震調査委員会が大規模地震の長期評価の見直し結果を発表。三陸沖北部から房総沖の海溝寄りで起きる可能性のあるM8以上の巨大地震について、発生確率を今後30年以内に20%から30%に引き上げ。又50年以内に30%から40%に修正

■ 111124: 政府の地震調査委員会: 三陸から房総にかけての太平洋沖で東日本大震災と同様な海溝型地震がおきる周期は平均600年間隔。以前の1000年間隔から見直し。

■ 111118: 気象庁発表: 今後1カ月間で宮城県沖でM7以上の余震が発生する確率は15.1%。
・ 余効上下変動(地震で動いた地盤が元に戻ろうとする動き)
震災前の水準に戻ったのは東京都だけ。茨城から宮城の太平洋岸では約2割の回復、岩手県沿岸部では沈下が今も進行中。
・ 震災前の水準に戻るのに、約1.1m沈下した宮城県牡鹿半島付近では約9900億年、約31cm沈下した福島県相馬市付近では約170万年。

■ 111115: 東京都の実験によると、密閉された6畳間で木炭を焚くと約1時間で一酸化炭素濃度が上昇して、2時間で失神又は死亡。それに対して小型の発電機を使用すると10分以内で一酸化炭素濃度が上昇するそうです。だから、発電機は屋外で使用しましょうということですね。

■ 111109: 山形新聞より: 山形大理学部の調査で「東日本大震災により、山形盆地断層帯の東西にある地盤がそれぞれ反対方向に動き、最大で50センチ離れた」ことが判明。西川〜東根間で約50cm。山辺〜天童間で約30cm。
今までは太平洋プレートの沈み込みにより、これらの地域は年間約3mm近づいていたそうですから、ある意味100年分のひずみが解消されたという考え方がある一方、圧力が下がって逆に滑りやすくなったとも言えるらしい。

■ 111101: 長井盆地西縁断層帯とその周辺「左沢」「長井」「米沢」
http://www.gsi.go.jp/bousaichiri/bousaichiri60013.html
・ 大舟木断層: 朝日町大舟木から大淀の南西へと延びた北西側下がりの縦ずれの活断層であることが新たにわかった。
http://www.gsi.go.jp/common/000062902.pdf
・ 長井盆地西縁断層: 主に東側下がりの縦ずれの活断層で長井市御釜付近と川原沢付近には並行して活褶曲もみられます。
http://www.gsi.go.jp/common/000062903.pdf
・ 今泉断層は、長井市河井の最上川左岸から長井市親道の南西へと延びた西側下がりの縦ずれの活断層であることが新たにわかりました。長井市今泉から長井市新田にかけて、段丘面を変位させる断層崖や撓曲崖がみられます。
http://www.gsi.go.jp/common/000062904.pdf

■ 111012: 産業技術総合研究所によると、1707年に西日本でおきた「宝永地震」の規模は東日本大震災(M9.0)級との分析結果をまとめた。従来はM8.6程度と言われていたがM9.1〜9.2の分析結果とか。

■ 111011: 東京大学の研究グループが3月11日の東日本大震災以前(2月半ば〜3月11日)の約1400回の地震を分析したところ、海底の岩盤がゆっくり滑る現象(スロースリップ)が生じていたことが判明。東海地震の前兆とされているが、三陸沖では想定外とのこと。

■ 111001: 山形大学の研究グループが、寒河江市の高瀬山活断層が紀元前5722〜5483年に形成されていたことを特定。>7600年前の縄文時代初期にM7以上の地震が有ったことを証明している。

■ 110926: 室町時代の明応東海地震による津波
東京大学地震研究所などの調査によると、古文書などの分析によると1498年の「明応東海地震(M8.3程度)」によって沼津市では津波が斜面を駆け上がり、標高36mの所まで到達の記録有り。

■ 110926: 液状化しやすい場所
関東学院大学工学部教授の若松加寿江さんによると
(1) 戦後の新しい埋め立て地
(2) 大河川の沿岸
(3) 昔の川筋があったところ
(4) 沢や沼を埋めた造成地
(5) 海岸砂丘の裾、砂丘間低地
(6) 砂鉄や砂礫を採掘した跡地の埋め戻した土地

■ 110901: 東京消防庁の調査によると、東日本大震災の際に都内の住宅や事業所の20%で家具が倒れたり動いたりの被害が発生。特に高層階ほどその割合は高い。
・ 1階と2階(住宅): 17%
・ 11階以上(住宅): 47%
・ 1階と2階(事業所): 15%
・ 6階〜10階(事業所): 36%
・ 11階以上(事業所): 30%

■ 110827: 高知大学の研究チームによると、紀元前後の約2000年間に東日本大震災の規模を上回る津波が四国に押し寄せていた痕跡を徳島、高知両県の地層から発見。

■ 110822: 北海道大の研究グループによると、気仙沼市の大谷海岸で過去6000年間に6回の巨大津波が襲来した痕跡を発見。

■ 110802: 仙台市で防災APECが開催。企業の防災をテーマに話し合う特別会合で、17カ国・地域の政府関係者や災害時の事業継続の専門家ら約70人が参加。

■ 110723: 地盤の変動
岩手県によると、東日本大震災による岩手県の沿岸市町村の地盤変動は、最大で陸前高田市の矢の浦港が1.3m沈下、沿岸南部で50cm〜1mの沈下、北部で30cm程度の沈下、洋野町や久慈市では最大28cmの隆起。

■ 110716: 東北地方太平洋沖地震津波合同調査グループの調査によると、岩手県宮古市で遡上した津波の高さが40.5mに達していたことが判明。これは観測史上最大。

■ 110711: 政府の地震調査委員会によると、東日本大震災による地殻変動を受け、三浦半島に存在する多数の断層を震源とした地震の発生リスクが高まったと発表。
※ 武山断層帯: 30年以内にM6.6以上の地震の発生確率が6〜11%と言われていた。

■ 110708: 東京電力によると福島第一原発の津波の高さは13.1m、第二原発の津波の高さは9.1m。

■ 110617: 「津波対策を推進する法律」が成立。「沿岸部にある頑丈な建物を利用して、津波や漂流物が内陸部に侵入しないようにする仕組みを作ること」「原子力発電所や石油コンビナートなど、多量の危険物を扱う施設の安全対策を推進すること」など。

■ 110617: 国土地理院: 東日本大震災で放出されたエネルギーは数百年分。太平洋プレートは北米プレートの下に年間7.3〜7.8cm沈み込んでいる。このエネルギーの10〜20%は100年くらいの周期で発生するM7〜M8の地震で放出されているが、放出されないエネルギーがため込まれて今回開放されたもののようだ。

■ 110312: 米航空宇宙局によると、今回の東日本大震災の影響で地球の自転速度がわずかに増加したらしい。その量は「1日の長さが100万分の1.6秒短くなった」くらいで、2010年2月のチリ大地震では100万分の1.26秒、2004年のスマトラ沖地震では100万分の6.8秒短くなったそうだ。

■ 東日本大震災の津波の高さ
・ 八戸港: 6.2m
・ 久慈港: 8.6
・ 宮古港: 7.3
・ 釜石港: 9.3
・ 大船渡港: 11.8
・ 石巻市鮎川港: 7.7
・ 仙台港: 7.2m
・ 相馬港: 8.9m
・ 女川漁港: 14.8
・ 高知県須崎港: 2.79
・ 高知港: 0.78
・ 土佐清水: 1.32
・ 室戸岬: 0.73
・ 宮古市田老小堀内: 37.9(東大地震研調査)
・ 陸前高田: 15.8(東京海洋大調査)

■ 関東大震災
1923年(大正12年)9月1日11:58。M7.9。死者・行方不明者約14万人。家屋の全壊約13万戸、全焼約45万戸。津波による流出約900戸。関東大震災による津波は熱海の付近で12m。


★ 防災の資料集

■ 月別の台風の発生数・接近数・上陸数(1981〜2010年の平均値)

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間  
発生数 0.3 0.1 0.3 0.6 1.1 1.7 3.6 5.9 4.8 3.6 2.3 1.2 25.6  
接近数 0.2 0.6 0.8 2.1 3.4 2.9 1.5 0.6 0.1 11.4  
上陸数 0.0 0.2 0.5 0.9 0.8 0.2 0.0 2.7  

・ 上陸数: 台風の中心が、北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した数。
・ 接近数: 台風の中心が日本の海岸線から300km以内に入った数。

■ 地域別台風接近の平年値(1981〜2010年の平均値)
・ 北海道: 1.8
・ 東北:  2.6
・ 北陸:  2.5
・ 関東甲信: 3.1
・ 東海:  3.3
・ 近畿:  3.2
・ 中国:  2.6
・ 四国:  3.1
・ 九州北部: 3.2
・ 九州南部: 3.3
・ 奄美:  3.8
・ 沖縄:  7.4
・ 伊豆・小笠原: 5.4

■ 日本の主な気象災害(住家:住家の全半壊(焼)、一部破損。浸水:住家の床上・床下浸水。耕地:耕地流出・埋没・冠水ha。船舶:船舶沈没・流出・破損隻。農林水:農・林・水産業被害の合計億円)
・ 2011.09.15〜22: 台風15号: (被害地域)全国: 死者・不明者19、負傷者337、住家3,739、浸水7,840
・ 2011.08.30〜09.06: 台風12号: 四国〜北海道: 死者・不明者98、負傷者113、住家4,008、浸水22,094
・ 2011.07.27〜30: 平成23年7月新潟福島豪雨: 新潟・福島: 死者・不明者6、負傷者13、住家1,107、浸水9,025
・ 2010.07.10〜16: 大雨: 九州〜東北: 死者・不明者14、負傷者15、住家251、浸水5,380、耕地112、農林水167
・ 2010.07.01〜06: 大雨・強風・落雷: 全国: 死者・不明者5、負傷者7、住家14、浸水1,186、耕地167、船舶2、農林水18
・ 2010 6月〜9月: 酷暑・大雨: 全国: 死者・不明者271、負傷者20,998、農林水495
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